🥣 Briefing
CPG業界と消費者の誤解
Selva VenturesのKiva Dickinson氏は、「消費財(CPG)領域への投資に関する5つの誤解」を取り上げ、実例をもとに反論。まず1つ目に「CPGは小規模でリターンが低い」という見方に対し、米国GDPの10%を占める巨大市場であり、数億ドル規模に成長したブランドも多いと主張。次に「資本集約的で低マージン」との批判には、商品カテゴリによっては50%以上の利益率を実現している事例を挙げる。さらに、DTC偏重への警鐘を鳴らし、小売チャネルの重要性を説く。消費者がすぐ流行に飛びつくという見方にも疑問を呈し、本質的価値や健康志向が意思決定を支えると述べる。最後に、「CPGは参入障壁が低い」という誤解に対しては、棚スペースやブランド認知こそが強力なモート(競争優位性)になると結論づけている。
🎙 Podcast
🗒️ note
今、アメリカでもっとも注目を浴びる急成長プロテインバーブランド「David Protein(デイヴィッド・プロテイン)」
プロテインは今や一部のトレーニーだけでなく、女性や子ども、高齢者など幅広い層に向けた健康食品として定着した。中でもスナック感覚で摂取できるプロテインバーは、その手軽さから高い人気を誇る。プロテインバーは2000年代前半にはコンビニやスーパーで手軽に買えるようになり、2010年代のD2Cブームで新興ブランドが一気に増加。すでに市場としては飽和しているかのように見えるプロテインバーのカテゴリで、2024年ローンチの後発ブランドにも関わらず、発売からわずか一週間で約1.5億円(100万ドル)を売り上げ、初年度の売上は約203億円(1.4億ドル)を見込んでいるブランド「David Protein」を徹底解説。
今、アメリカでもっとも注目を浴びる急成長プロテインバーブランド「David Protein(デイヴィッド・プロテイン)」|CEREAL TALK(シリアルトーク)
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