#260 CEO自ら動画を出すべき?マクドナルドの話題になったCEO商品レビュー動画
マクドナルドCEOの新商品レビュー動画が批判を集めてミーム化。批判は多かったが、売上は上がった点からCEO動画についてCEREAL TALKチームで議論した。
🥣 Briefing
マクドナルドCEOの商品レビュー動画がバズった
マクドナルドのCEOであるクリス・ケンプチンスキーが、新商品の「Big Arch」バーガーを紹介する動画を投稿。しかし動画内でバーガーを「製品(product)」と呼んだり、一口がとても小さかったことから、「マクドナルドへの愛がない」と批判が殺到。この投稿をいじる動画も生まれ、Wendy’sやBurger Kingなどの競合ブランドもジョーク動画を投稿するなど一気にミーム化した。
アメリカでは最近、創業者や経営者のインフルエンサー化が進んでいる。CEOが自らSNSや動画で商品を紹介することは、ブランドを人間味のあるものにし、顧客との距離を縮める効果があるとされている。
しかしケンプチンスキー氏のように、ブランドに対する愛情の欠如や「やらされている感」が出てしまうと、むしろマイナスイメージになってしまうこともある。
現代では、CEOが表に立つことは強力なマーケティング手段であると同時に、極めて繊細なバランスを求められる行為となりつつある。
🎙 Podcast
批判の声が多かったケンプチンスキー氏の動画だが、ミーム化してあちこちで話題になったことで結果的に新商品は想定以上の売上を達成した。特に今回の動画で炎上したのはCEOであり、商品そのものではなかったため、マクドナルドのイメージ自体は毀損しなかったと言える。
Podcastでは、CEOのインフルエンサー化の流れやモーメントを捉えるとしたらマクドナルドはこの炎上後にどうすべきだったか、炎上と売上増加の関係をどう考えるべきか?について議論した。
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