#266 これからの消費トレンド「ステータスエコノミー」とは?
今回はHighsnobietyのレポートをピックアップ。これからの消費トレンド「ステータスエコノミー」について考察した。
🥣 Briefing
“ステータス・エコノミー”──すべてが文化的シグナルになる時代
かつてカルチャー的なステータスはファッションによって作られていたが、現代ではその対象が食、ビューティー、トラベル、ウェルネス、外食、家の中の持ち物まで、あらゆる消費に広がっているとHighsnobietyは指摘し、レポートではこの状態を”Status Economy(ステータス・エコノミー)”と呼んでいる。
レポートでは食品・飲料を“Fast Moving Cultural Goods (FMCG)”と名づけ、従来のFMCG (Fast Moving Consumer Goods:安く早く大量に売れる日用品)と対比させている。今では食品こそが「早く流通するカルチャー商品」となり、ファッション以上の速さでトレンドになり、SNSで共有され、飽きられ、次のものに置き換わる。そこで重要なのは味や機能だけではなく、どれだけ文化的に“流通”するかである、と指摘している。
レポートでは、このステータス・エコノミー時代においてブランドは消費者をどう捉えるべきか?をブランド論とともに解説している。
🎙 Podcast
今回のPodcastでは、ステータスの進化と拡大、そしてブランドとしてどのようにステータスを活用できるのかなどについて話しました。
🗒️ note
GW中に一気に振り返る!Unboxed過去回まとめ
CEREAL TALKで毎月1回配信している「Unboxed」シリーズでは、ひとつのブランドを約1時間かけて深掘りし、急成長したポイントやブランドのストーリーを解説しています。
今回はGW中にこの数年のアメリカのD2CトレンドをキャッチアップするためのUnboxedシリーズのPodcastとnoteのまとめ記事を公開。最近のアメリカのマーケティングトレンドをぜひチェックしてみてください。
📰 News
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